おやじ転車です。



前回からの続きです。(前回はコチラです
 
それでは早速参りましょう。
 
大台ケ原物語その2

どうぞご覧下さいませ。


滝谷セブンを後にし、先ずは水越峠を目指す超異色メンバー御一行、先頭はもちろんおやじ転車です。

そして、今回の目的を忘れてはいけません。
おやじ転車は、大台ケ原HCを自走でアタックした後、復路をハイペースで走れる走力が身についているか、その実力を確かめるのが目的です。
 

「Nさんの脚力がどれほどか分からないけど、うめぴょん的には俺の走力ではゆっくりすぎるのは明白」

「とりあえず、水越峠の県境まで少しペースを上げて登ってみよう」
 

おやじ転車は、Nさんを気にしつつもちょい上げ気味で登っていきます。

そして、県境でNさんに調子を聞きました。

「どうでしょう?だいたいこんな感じで進みそうですが、行けそうですか?」

「いや、ちょっとキツイですね」

「なので、ご迷惑かけてもアレですし、僕はココで失礼しようかと、、」

「なるほど、でもせっかく来てくれたのだし、補給ポイントに考えてる吉野のローソンまで一緒に行きませんか?ここからは下り基調ですし」(帰りは登り基調やけど)
 

そこで、すかさずうめぴょんが
 

「そうですよ!大丈夫ですよ!問題ないですよ!」

と後押しw

そして、気づけば見送りに来ただけのNさんは、僕たちと一緒に水越峠を降って行きましたw

その間、Nさんと色々会話しながら、お互いの初対面緊張を解いていきます。

やがて、吉野のローソンに到着し、ここからは補給ポイントがかなり先になるので、少しブレイクを挟みました。

BlogPaint
 

ここでNさんに、

「とりあえず目的のローソンに着きましたね!僕としては、ほんとに来てくれた事がありがたいので、この先の大台ケ原へもご一緒したいと思ってますが、どんな感じです?」
 

その横で、うめぴょんが一緒に行きましょうよビームを放っていますw
 

「いやー、やっぱりすみません、このペースは僕にとっては場違いでした。ほんとにこれ以上ご迷惑をかける訳にはいかないので、僕はココで、、」

すると、またもやうめぴょんが、

「でも、大台ケ原まであとたったの60kmですよ! 大丈夫ですよ!行きましょう、一緒に!」
 

たったのてw
うめぴょん、それちょっと基準が違うw
 

と思いつつも、一番年長のおやじ転車、ここは歳上らしく、
 

「Nさん、確かにここまで来て引き返すのは勿体無い気がします。こんなメンツのこんなライドなんてそうあるもんではないです。ここはどうでしょう、とりあえず次の補給ポイント『道の駅 杉の湯川上』まで行ってみるというのは」
 

なし崩し的に延びていく距離w
 

「は、はぁ、、そうですね、、」
 

そして、追い打ちのうめぴょん

「景色がですね!そらもう抜群に良いんですよ!しんどくても行く価値は絶対あります!」

「いやまぁでも、そうですかぁ、、」
 

おやじ転車、Nさんの水越峠の走りの感じと、護摩壇山コースでの200kmライドはご経験済みとの事で、ご本人さんさえ行ける感触を持っているなら、大丈夫かなと踏んでいました。


「よし!Nさん、もし本当に無理でしたら遠慮なく仰って下さい!ペースも少し落とし気味で行きますし!じゃぁとりあえず次の補給地点、道の駅杉の湯川上まで行きましょう!」


見送りに来ただけのNさんは、僕たちと一緒に吉野のローソンを後にしましたw


そして、淡々としたペースで牽き続け『道の駅 杉の湯川上』に到着です。


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「いやぁ、着きましたねNさん!」


Nさんは頑張って僕たちに着いて来ました!
おやじ転車『Nさん、めっちゃ根性あるな』と密かに思いました。

おやじ転車は先頭固定だったので、Nさんのフォローをしてくれたうめぴょんもとてもナイスでした。

そして、この絶好のライド日和と景色が、Nさんの表情を和ませているようでした。
(後から聞くと、あまり記憶がなかったそうですがw)

ここで、おやじ転車はNさんに確認です。

「Nさんどうです?しんどいけど、気持ちの良いサイクリングではなかったですか? 大台ケ原のスタート地点は、ここから30kmほどなのでもうすぐそこです。」

「いや、さすがにもう僕はココまでで十分ですw 本当にありがとうございま、、」


するとイケイケうめぴょんが間髪入れず、


「えー!!大台ケ原まで、ほんと直ぐですよ!!勿体無いですよー!!!」

「もし登るの無理なら、ゴール地点で待って頂くのもアリだと思いますし!Nさん行きましょうよ!」


「いやでも、ほんまココまでも相当キツかったしw」

ここで、おやじ転車はNさんを諭します。

「Nさん、基本的にはNさんにお任せします。ただ引き返すにも、もう半分以上来てますよw」

「コースを登ってみて難しければ途中でお迎えに行きますし、とりあえずスタート地点までだけでも行ってみませんか?」


こうして、見送りに来ただけのNさんは、またもや僕たちと走り出し大台ケ原のスタート地点へと向かったのでしたw


いくつものトンネルを越えておやじ転列車は進みます。

そして、ちょうど下り基調に差し掛かった頃、前方に一人のローディーが。

「ん?FRATジャー?ジ?」

「あ”!!!100太郎さん!!!!」


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なんとなんと!そろそろ僕たちがココを通る頃だろうと、100太郎さんが車載で先行し待っていてくれたのです!!

おやじ転車はめちゃめちゃ喜びました。

うめぴょんも仲間が増えて嬉しそうです!

早速100太郎さんにNさんを紹介し、しばし談笑でしました。

そして、4人になったおやじ転列車は大台ケ原に向けて快調に出発です!

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大台ケ原っぽくなっていくその風景、、。

「もうすぐスタート地点直前にある、道の駅 吉野路上北山に到着やな」

「なんかめっちゃ楽しいな!」


そうニコニコしてると、うめぴょんが突然のラストアタック!

おやじ転車、すぐさまホルアを発動!!

最後の数百メートルはうめぴょんとバトルでした。

あー、なんて面白いんや!

そして、勢いついたまま道の駅に到着すると、

「ん?またFRATジャージ??」

「あ!!ハルさん!!!」


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な、なんと!!ハルさんは超早起き自走(4時出発)で、先に到着し僕たちを待ってくれていたのです!


最初はソロでと思っていたのに、今では仲間が4人もいてくれてます。


「めっちゃ幸せやないか」


おやじ転車、号泣しそうになるのをグッと堪えながら太ももをマッサージしていました。

そう、ここまで

距離にして約100km、高度上昇量は約1,200m、アベレージ25km/h

最後のうめぴょんアタック以外は先頭固定で走って来たおやじ転車、これから大台ケ原アタックするには、おやじ転車的にちょっと脚を使いすぎた感があるようでした。

「んー、果たして登れるんやろかw」

そんな不安を抱きつつ、タイム差スタートでそれぞれが出発です。

ちなみに、見送りに来ただけのNさんも出発していましたw


Nさん、100さん、ハルさんは、うめぴょんから17分差、おやじ転車はうめぴょんから7分差でスタートです。

うめぴょんは、

「おやじさんとは、ドライブウェイに入るあたりで追いつく事を目標にします!」

とやる気満々です。

ちなみに、うめぴょんは目標のタイム設定を1時間15分、おやじ転車は1時間30分としていました。

『頼む、脚持ってくれよ、、』

そう、心の中で呟き、


「じゃあうめぴょん、先に行って来ます」


・・・。


「うん、やるだけの事をやる、ただそれだけ!!」




この先に起こる残酷な運命をよそに、おやじ転車は道の駅を出発したのでした。




〜つづく〜




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