おやじ転車です


大変お待たせを致しました。
いよいよ佳境に入ってまいりました「大台ケ原物語」
それでは、その3どうぞご覧下さいませ。


その1です その2です



さぁいよいよ最初の関門、大台ケ原HCアタックです。

Nさん、100太郎さん、ハルさんが出発した10分後、おやじ転車はスタートしました。

ここで、ご存知の方もきっと多いかと思いますが、この大台ケ原HCのルートを確認してみましょう。


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大台ケ原HCの公式ページより拝借を致しました。
やはり難関は、赤で記されている『激坂区間』と、その後につづく約10kmものドライブウェイではないでしょうか。

前回の自走アタックでは、激坂区間でタレ気味になり、ドライブウェイでは完タレ(完全にタレッタレの略)となってしまいました。
今でも、あのドライブウェイでのもうどうにでもしてくれ状態をおやじ転車は忘れません。

そんな前回の完タレ大台ケ原アタック、その時のタイムは1時間35分でした(照


あれから8ヶ月かぁ・・

俺、あの時から強くなってるよな?

信じてもいいよな!?ジョナサン!!(誰



おやじ転車、スタート直後の緩斜面を飛ばし気味でCAAD12を走らせました。

ガーミンには、前回のタイムを画面に出して「仮想競争モード」にしています。

脚は回っていました。


「いいぞいいぞ!前回のタイムより既に3分も上回ってる!」

「この感じでいけば、必ず1時間30分は切れる !!」



やがて本格的な激坂区間に入るヘアピンを曲がります。

僕が思うに、大台ケ原の激坂区間は、例えて言うなら十三峠をやたらと長くした感じでしょうか。

そんな激坂区間でも、ガーミンの「仮想競争」では3分のリードを保ったままでした。

そして、ハァハァしながら激坂を登っていくと、Nさんの姿が見えて来ました。

「すごい、Nさんしっかり登ってる!」

追い抜く際に「無理せずファイトです!!」

と声をかけ、Nさんをパスして行きます。

Nさんは、はぁはぁしながらもしっかりとした声で

「はい!」と返事してくれました。

「やっぱNさん根性あるわ・・」


そして、再び登り続けます。
この「登り続ける」という言葉が、まさにピッタリなコースでした。


「あれ?なんか急激にしんどくなってきたぞ?」


今まで、比較的快調にペダルを踏んでいたおやじ転車に異変が生じたのは、Nさんをパスして少し経った後でした。

「あ〜〜あかん!」


そう思った瞬間、ペースが激落ちしました。

理由はわかりませんが、ほんとに一気にタレました。

そんなタレタレで登っていると、今度はハルさんの姿が見えて来ました。


「ハァハァ・・ようやくハルさん見っけ・・ハァハァ」


少しだけ元気が出てハルさんをパスし、そしてまたペースが激落ちしました。


そして今度は100太郎さん発見です。

やはり発見した瞬間だけは元気が出ます。

同じように100さんをパスして、また同じように激落ちペースに戻り永遠と続く上り坂を登って行きました。


如実に落ちていくスピード。
荒くなる呼吸。
重くて回らない脚。
リラックスできない上半身。


おやじ転車、そろそろ終焉の時を迎えているようです。


ふとガーミンに目をやると、今度は過去のおやじ転車が3分リードしていましたw


「んな、んなアホな・・」

「もう足着いたろかほんま」



一人逆ギレ状態のおやじ転車、ペダルからクリートを外そうとしたその時です。

「!? ま、まさか・・」

恐る恐る振り返ります。

「な・・う、うめぴょん!!!」


そうです、青い翼を持ったうめぴょん(ジャージが青色、シューズも青色)が、その翼を大きく広げて羽ばたきながらおやじ転車をパスして行ったのでした。

「つ、翼が見え・・た?」(真波くん状態

(ちなみにうめぴょんは、追い抜き際にニコってしてましたw)


ほんとに羽でも生えてるような走りで、めちゃめちゃ軽快そうでした。


「ドライブウェイのだいぶ手前で追い抜かれてもうた、、」


肉体的なダメージに加え、精神的なダメージも負ってしまったおやじ転車、


「こんなんで残りのドライブウェイを走り切れるんか俺」

もう瀕死の状態でした。


そのドライブウェイにようやく入り、前回と同じく「もうどうにでもしてくれ」状態で走っていると、今度はパスしたはずの100太郎さんにパスされました。

これはかなりのショックでした。

そして、そのショックの間も無く、今度はハルさんですw

ハルさんは、おやじ転車の横に並んだ時、もうほんと満面の笑みで

「あれ?w」

とか言いながら、パスして行きましたw


く、くっそーーーーーーーwww


この悔しさは当分忘れませんw

そんなこんな出来事がありながら、ようやくゴールしました。

結果は1時間48分

前回より10分以上遅いタイムでした(瀕死泣き


ちなみに、うめぴょんも目標タイムには届かず1時間23分だったとの事で(じゅーぶん凄いけどw)、とても悔しがっていました。


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グローブですらこんな状態w


そして、最後にNさんもボロボロになりながら無事ゴール!!!


これには、一同感激しました。
全く初見コース、全く初めての人たち、そんな状況に囲まれての足着きなしでのゴールは、もはや感動しかありませんでした。

Nさん、ほんとにお疲れさまでした!!!(まだ復路あるけど



そして、みんなでサッと食事をすまし

BlogPaint

100太郎さんが、例によってこれからお仕事という事で(すごいw)


「さっ、そしたら行きましょう!」


せっかく登ってきたNさん、その雄大な景色の写真を1枚も収める事なく大台ケ原を後にしましたw


ドライブウェイを下る時、スタート地点で25km/hあったアベレージは、22.5km/hまで落ちていました。


「もうアベレージが激落ちくんや」


「復路では、どれだけ体が持つか分からないけど、この22.5km/hのアベレージをなんとか25km/hまでには持って行きたい!!」


おやじ転車は、ドライブウェイをダウンヒルしながらそんな事を考えていました。

ドライブウェイの途中に車を停めていた100さんと別れ(お仕事間に合ったようで良かったです!)、R169に入りおやじ転車は飛ばします。

そして、ふつふつと悔しさがこみ上げて来ました。

「しかし、俺はなんて不甲斐ないんや・・!」

「ハルさんに失笑されても追いつく事すら出来なかった!!」

「Nさんなんか見送りに来ただけやのに、あんなにも頑張って登り切ったんやで!!」

「それなのに、俺は・・俺は・・うおぉぉーーー!!!!」


ほるあぁぁぁーーーーーー!!!!!


溢れ出てくる悔し涙を拭う事なく、おやじ転車は飛ばしました。
ペダルを踏んで踏んで踏みまくりました。


「もう一度この地へ来よう!!じゃないと死んでも死にきれない!」

「うめぴょんもNさんもハルさんもきっとそう思ってるはず!!」



「ですよね?!みなさん!!!」


「って、あれ?」


振り返ると誰もいませんでした。


「人っ子一人いやしねぇw」


そう、悔しさとアベレージアップで、後ろの事をすっかり忘れていたおやじ転車、これはいけません。

少し待ってうめぴょんが、そして続いてNさんとハルさんが追いついて来ました。

ハルさんが、ボソッと

「なんでそんなに飛ばして帰るんか意味わからん」

と呟いていましたw

おやじ転車は、Nさんとハルさんは走力が近い事もあり、ここで提案します。


「ここから、自分の力を出し切ってみたいのと、アベレージの事があるので、道の駅 杉の湯川上で集合をお願い出来ませんか?」


うめぴょんは、当然おやじ転車に付いて行きます。

Nさんとハルさんは、ダチョウ倶楽部のごとく「どうぞどうぞ」と快く承諾してくれました。


「ありがとうございます!! それでは、杉の湯川上で落ち合いましょう!チャオ!!」

こうして、おやじ転車とうめぴょんは道の駅まで力の有る限り飛ばしました。

おやじ転車は先頭固定で走り続けていましたが、スピードが落ちてくるとうめぴょんが気を遣ってくれて先頭に立ち再びスピードを上げますw


「う、うめぴょん、気を遣ってくれるのは嬉しいけど、それめっちゃしんどいわww」


こうして、おやじ転車はうめぴょんに引きずり回されて、あっという間に道の駅に到着しましたw


「し、死ぬかと思たw」


しばらくして、Nさんとハルさんも無事到着です。

そして、しばらく休憩取りながら談笑していると、一人のローディーが道の駅に入って来ました。

「ん?あれ?またFRATジャージ??」


あ!



コピート!!

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いや、あだっちゃいさんや!!!

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♪───O(≧∇≦)O────♪



瀕死やのにw



〜つづく〜




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