おやじ転車です。
今日は、脚の疲れと筋肉痛が残っていたので、ノーマル最短ルートで回復走です。
「こないだみたいに、ギャラリーが多いと回復走じゃなくなるから、少し時間をずらして行くか」
と、訳の分からない勘違いをして、遅めに出発するおやじ転車でした。
ノーマル最短ルートでは、学生さんの通学路と重なっているため、ギャラリーだらけなのです(違う)
脚に負担がかからないよう軽いギアで回転数を上げつつ、それでもスピードは出さずに漕ぐ事が回復走と思い込んでいるので、それに習って淡々と漕いで現場へと向かいます。
ギャラリー(学生さん)には、ほとんど遭遇しませんでした。
「ギャラリーがいなくて良かった。これで回復走に集中できるぞ」
と、勘違いをしたままおやじ転車は進みます。
そして、R310のゆる坂に入ってしばらく走っていると、先の方で、おそらく登校時間ギリギリの学生さんが、猛ダッシュっぽい感じで漕いでいるのを発見してしまいました。
「しまった・・見てしまった」
理性を持った、もう一人のおやじ転車がつぶやきました。
しかし、見てしまったからには、もう誰にも止められません。
「ほう、俺をR310の赤い彗星と知って、逃げを決めるつもりか・・。 」
妄想劇場の始まりです。
「いいだろう、ロードレースの厳しさを少しだけ教えてやる。」
通勤・通学をロードレースとか言ってます。
「ぬおぉぉーーーーー!ほるぁぁぁー!!」
得意の雄叫びをあげ(心の中で)、しかし体はリアルにしんどいからアップライトポジションのまま、おやじ転車は駆け抜けます。
「うぉおおーー!!!」
叫んでる割にはスピードが全然乗らず、心臓もドキドキしていたので、理性を持ったおやじ転車が、
「もう楽しんだやろ、しんどいのにやめとき」
と言いましたが、妄想おやじ転車は、ほとんど意地になっていたので、
結局、力を振り絞ってケイデンスを上げて、なんとかその学生さんに追いつきました。
はっきり言って、TT レベルです。
息も上がり、心臓もバクバク、脚は乳酸と筋肉痛でジンジンでしたが、それを学生さんに気付かれては元も子もないので、すれ違う瞬間だけ息を止めて冷静な表情で、
「いい走りだったぞ。ロードバイクに乗りなさい。君はきっと良い選手になれる。」
と、心の中でつぶやいて、チラッと学生さんを見て少し微笑みましたが、学生さんはそれどころではないらしく、全く無視してそのまま僕を追い抜き、校門へと駆け抜けて行きました。
「ふっ、照れ屋さんか」
と言ったのち、一気にゼェゼェハァハァ状態になって、全く漕ぐ事が出来なくなり、ノーペダルで下りを降っていくのでした。
どこが回復走やねん。
僕が回復走するには、一人きりになれるローラーが必要です。
くだらない妄想にお付き合い下さり、ありがとうございました。
今日のライド
ノーマルルート 24.6km
今月の走行距離
1163.1km
読んで下さった皆さま、ありがとうございました。
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脚に負担がかからないよう軽いギアで回転数を上げつつ、それでもスピードは出さずに漕ぐ事が回復走と思い込んでいるので、それに習って淡々と漕いで現場へと向かいます。
ギャラリー(学生さん)には、ほとんど遭遇しませんでした。
「ギャラリーがいなくて良かった。これで回復走に集中できるぞ」
と、勘違いをしたままおやじ転車は進みます。
そして、R310のゆる坂に入ってしばらく走っていると、先の方で、おそらく登校時間ギリギリの学生さんが、猛ダッシュっぽい感じで漕いでいるのを発見してしまいました。
「しまった・・見てしまった」
理性を持った、もう一人のおやじ転車がつぶやきました。
しかし、見てしまったからには、もう誰にも止められません。
「ほう、俺をR310の赤い彗星と知って、逃げを決めるつもりか・・。 」
妄想劇場の始まりです。
「いいだろう、ロードレースの厳しさを少しだけ教えてやる。」
通勤・通学をロードレースとか言ってます。
「ぬおぉぉーーーーー!ほるぁぁぁー!!」
得意の雄叫びをあげ(心の中で)、しかし体はリアルにしんどいからアップライトポジションのまま、おやじ転車は駆け抜けます。
「うぉおおーー!!!」
叫んでる割にはスピードが全然乗らず、心臓もドキドキしていたので、理性を持ったおやじ転車が、
「もう楽しんだやろ、しんどいのにやめとき」
と言いましたが、妄想おやじ転車は、ほとんど意地になっていたので、
結局、力を振り絞ってケイデンスを上げて、なんとかその学生さんに追いつきました。
はっきり言って、TT レベルです。
息も上がり、心臓もバクバク、脚は乳酸と筋肉痛でジンジンでしたが、それを学生さんに気付かれては元も子もないので、すれ違う瞬間だけ息を止めて冷静な表情で、
「いい走りだったぞ。ロードバイクに乗りなさい。君はきっと良い選手になれる。」
と、心の中でつぶやいて、チラッと学生さんを見て少し微笑みましたが、学生さんはそれどころではないらしく、全く無視してそのまま僕を追い抜き、校門へと駆け抜けて行きました。
「ふっ、照れ屋さんか」
と言ったのち、一気にゼェゼェハァハァ状態になって、全く漕ぐ事が出来なくなり、ノーペダルで下りを降っていくのでした。
どこが回復走やねん。
僕が回復走するには、一人きりになれるローラーが必要です。
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