GOGO!おやじ転車

自転車からランへ

2016年05月

おやじ転車です。



このお話は、前回からの続きとなります。
前回までのお話は、こちらからでもお読みになれますので、よろしければご覧下さいませ。
 ↓  ↓  

淡路島一周①

淡路島一周②



平坦路から山へと続く道を進むFRAT戦士たち。

この先、彼らを待ち受けているのは、協調かそれとも競争か。



それでは第3話

淡路島一周 ③ 〜条件反射〜

どうぞご覧下さいませ。



水仙郷の登りに入ってすぐに、


「もうStravaセグメント入ってますよ!!」


後方から、トプローさんの声が響きました。

おやじ転車、協調を意識していたので、バラける可能性の高い登りは特にゆっくりと考えていましたが、その声を聞いた瞬間、身体中のスイッチが自動的に入ってしまったのです。



こおぉぉぉーーー!!・・・


ぐぐっ・・←堪えてる


・・・。


ごめんよ、みんな

俺、行かなきゃ・・




ほるあぁぁぁーーーーー!!!!
(なんのこっちゃw)



こうなってしまうと、もう何人たりともおやじ転車を止める事は出来ません(そんな事はない)



どんな登りか知らんけど!!

何キロあるか知らんけど!!

ゴールがどこかは知らんけど!!


とりあえず踏めーーーー!!!!


おやじ転車、何も考えずとにかくペダルを踏み続けます。


※あ、なんか登りが速そうな感じで書いてますが、あくまでイメージですw
実際は書いてる程速くありませんw


勢い余って踏み続けたせいか、


「めっちゃ乳酸溜まってるしw」


身体がキツくなってきました。

そんな時、冷静なもう一人のおやじ転車が、心の中で語りかけます。


『条件反射しすぎw パブロフの犬かww』


その語りで一瞬、我に返りかけましたが、その時、


シャーーーーー!!


!!!



「トプローさん!!」


直感で分かりました。


逃げる!!!


おやじ転車、またもや条件反射しました。


どうやら、条件反射はおやじ転車の習性のようですw

キツくなった体に鞭を打ち(なんでw)、山道を登り続け、できる限りのスピードで駆け抜けました。

途中、なんか「パラダイス」的なものがあった気がしますが、気にも留めずにダッシュです。


「ところでセグメントのゴールがマジ分からんw とりあえず平坦道に出るまで踏み続けよう!」


こんな感じで走るのなら、わざわざ淡路島でなくとも葡萄坂で良かったかなwと思いましたが、山と山との隙間にチラッと見えた海の景色が、淡路島を感じさせたのでした。


「この景色は忘れない」


そう思いながら、まだまだ踏み続けます。

そして、なんとかトプローさんを千切り、海岸線へと出てきました。


「さすがに、ここやったらセグメント終わってるやろw」


自転車を降り、みんなを待ちます。


やがて、トプローさんがやってきました。


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続いてコーシローさんも到着です。

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で、すぐに仕事のお電話ww「どうした?うんうん」とか言ってましたw




そして間もない内に、ハルさん、100太郎さん、ヤス吉さんも無事到着しました。

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ここで、小休止がてら皆んなでワイワイと談笑です。

しかし、このまま喋っていると話も尽きないので、5時間切りとアベレージを気にしているおやじ転車、


「ここからはどんな感じなんですか?」


と、そろそろ行きましょか的空気を醸し出し、それに応えてコーシローさんが、


「とりあえず長い平坦ですわ。で、その平坦を過ぎると、また登りが続きます」


『なんと、まだ登りがあったんや・・』

『さっき、まぁまぁ全力やってんけどな』

『でも、5時間切りのためや。限界まで頑張ってみる』


おやじ転車、さりげなく、そして性懲りも無く先頭を牽き始めますww


『よっしゃ、先頭に立てたぞ。ちょうど風も弱いし、アゲアゲで行くか』


と、スピードを上げようとした瞬間、


「前、牽きますわ!」


トプローさんが、ぐいっと前へ出て先頭に立ちました。


「あ、はいっ!お願いします!」


と言ったものの、


『ん?なんかおかしいぞw ペースが確実に落ちてる』

『はっは〜ん、さては俺の好きにはさせん気やな』


おやじ転車、すぐにトプローさんの思惑に気づきました。

このペースだと、最終段階ではハイペースで行かないと、きっと5時間切りは達成出来ません。

それをすぐに察知したおやじ転車、さりげなくトプローさんにプレッシャーをかけますw


しかし、流石はトプローさん。そんなプレッシャーには、ビクとも応えません。


『この安定した揺るぎない走り、前に出にくいやないか。うぅ〜がるる〜〜〜・・』


トプローさん、まるで、出来の悪い猛獣を操る調教師のようでしたww


そうこうしてるうちに、次の登りに入りました。


おやじ転車、


自由を!!そして僕に翼を下さい!!


とばかりに、またもや坂道ダッシュをかまし、一気にスピードを上げました。

もうこの時点で、「協調」は海のもずくとなって消えてしまった気がしますww

登りをとにかく踏んで回して登ります。


「よっしゃ、誰もついてきてない!」


もはや、主旨すらも変わってきてますw

そして、坂を登り切ると自販機がありました。

続いていたコーシローさんが、


「ここが住友さんのブログに書いてた、世界一うまいコーラのある自販機ですよ」


『あ、ここがそうなんですね』


また少し休憩を挟みます。


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休憩の時は、みんな笑顔ですね。

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おやじ転車、世界一美味いと言われるコーラを購入し、ボトルに入れます。



そして、また急かす感じwで、コーシローさんに問います。


「ここから先はどんなですか?」

「ここからは、いくつかのコブを越えて、ニュー淡路の坂を登りますわ」


『え、また坂なんw』



坂はいつも全力なだけに、心の準備なしに次の坂の存在を知ると、いつもビビってしまいますww

そして、トプローさんが、


「じゃあ、その後の福良で昼飯ですかね」


現在時刻、8時すぎ。


「昼飯てw」


そう思いましたが、全体を知らないまま、道がある限り進むスタンスで走っているおやじ転車は、経験者方々の意見に従う事にします。


「了解です!それでは行きましょう!」


まずは下り坂なので、ここはコーシローさん前をお願いします。


『コーシローさんはスピード狂。前に出てもらう事によて、ペースはめちゃくちゃ上がるはずw』


おやじ転車、ここでも5時間切りを意識しますw

コーシローさんの後ろに着き、下り坂を降って行くのですが、


「は、速えぇーー!!!www」


コーシローさんも、とうとう協調崩壊ですw


おやじ転車、必死に喰らいつこうとしますが、その速さに着いて行けません。

しかし、何故だか笑みがこぼれるのでした。


「うん、これこれ、これやん」


そして、ホテルニュー淡路の登りに入り、おやじ転車、



スイッチオーーン!!



条件反射パブロフ、ここでも坂道ダッシュです。



登りながらおやじ転車、


『人見知りはしないけど、協調性に欠けるってどうなん?』


と、自問自答していると、背後から


ガチャン!シャーシャー!
ガチャン!シャーシャー!


またしても、トプローさんw 


背後から

五月の風が颯爽と

やって来るのはトプローさん

ドグマが来たりて

笛を吹く



「ちょっと無理やりやけど決まった!逃げろ!!」


再び条件反射パブロフの発動ですw

とにかく、背後に気配を感じると、体が勝手に「逃げるモード」に入ってしまうようです。


『この癖、マジで何とかせなあかんなw』


そんな事を思いながらも、ひたすらペダルを踏み続け、登った先には、



ホテルニューあ〜わぁ〜じ〜♪


でしたw


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全員、ここも無事登りきり、それぞれに風景を眺めます。

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そして、記念の一枚をパチリ。

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ここで皆さん、一斉に口を揃えて


「次は飯ですね」

「行きましょね、飯」

「いや、腹減りましたわ、ほんま」

「休憩しましょ、休憩」

「そうですね、ちょっとペース速かったしね」



おやじ転車以外のみんな、まるで口裏を合わせたように休憩コメント連発ですw


ここは流石に民主主義には逆らえず、素直に

「そうですね、行きましょう(棒読み」


行った先は、「ママン」というお店で、トンカツが美味しい事で有名なお店でした。

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安堵の二人w



おやじ転車、正直なところお腹はあまり空いてませんでした。

お店の時計を見みると、


「まだ10時前やんwww」


みんな、昼飯昼飯と言って、やれトンカツ定食だネギカツ定食だと頼んでいましたが、時間でいうとおやつの時間ですよww

『どうしようかなぁ、ほんま腹減ってへんわ』


『しかも、今、これだけ重い食事をすると、これからのライドに絶対響くぞw』


『5時間切り目指してるのに、みんな強烈メニューばっかり頼んで、ほんまw』


『あれ?カツ丼があるやん』


・・・。


「すみません、カツ丼ください」


どん!!
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なんとここでも条件反射パブロフを発動してしまいました。

おやじ転車がこの世で一番好きな食べ物、それはカツ丼だったのです。


「あかんw 条件反射的に頼んでもーたけど、食べ切れるかなww」


そして、ぺろっとカツ丼を平らげ、


「確実に体が重いww」


と呟きながら店を出たのでした。


腹が減ってないのに、さらっと食べれたのは美味しい証拠です。
もし、行かれた事のない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご賞味ください。

おすすめです。


ここでの休憩がかなり長かったので、全員すっかりダルダルモードになっていました。
おやじ転車も然りです。


『この空気、もう5時間切りなんてどうでもええわ的になってるぞ』(そもそも皆んな5時間切りなんて考えてない)


『しかし、俺もかなりヤバイな。長い休憩で脚がジンジンしてるしw』

『でも、本当の勝負(なんの)はここからやと思う』

『皆んな苦しいかもしれんけど、俺も苦しいんや』

『すべては5時間切りのため。よし、ここからは心を鬼にしよう』



『力を振り絞って前を牽く!!!』





「さっ、皆さん行きましょう」



〜つづく〜





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おやじ転車です。

このお話は、前回からの続きとなります。


日の出とともに、静かなスタートを切った6人のFRAT戦士たち。

それぞれのアワイチへの思いは、果たして上手く交わる事が出来るのか・・。 




 それでは第2話

 淡路島一周 ② 〜協調〜

どうぞご覧下さいませ。




「いよいよアワイチがスタートしたな」

「天気も良いし、風もそんなに強くないし、最高ライドとなりそうや」


意気揚々と、おやじ転車は先頭を牽いくれてるコーシローさんの後ろを走ります。


今回のアワイチライド、コースを調べる時間がなかったので、本気の初見でした。
なので、有名所は全然知らない、観光名所の位置関係もイマイチ等、分からないだらけでのスタートです。
 

『ほんの少し前に、アワイチをしたコーシローさんに先頭をお任せするしかないけど、それも何か申し訳ないよな』 


おやじ転車、走り出して間も無くそんな事を思いました。
 

『それに、きっと先頭って辛いはずやのに、コーシローさん、僕たちに合わせて良いペースで走ってくれてる』


集団走行の経験はありませんでしたが、先頭を走る辛さは、ぼっち経験で十分に分かります。

そして、おやじ転車は信号でコーシローさんに言いました。
 

「コーシローさん、これってずっと道なりです?」

「うん、ですです」

「じゃあ僕、前を牽きますわ!」
 

率先して前に出ました。
 

「よし、協調ペースで行くぞ」
 

とりあえず、最初のピットインは40km先のファミマらしく、とりあえずはそこまで牽こうと考えてました。
 

「先頭って、向かい風を受けるけど気持ちいいな」
 

おやじ転車、スーッと自分の世界に入って行きます。

・・・。

はっ!!


サイコンを見ると、
 

39km、40km、41km
 

「あかんあかん、自分の世界に入ってもうたw」
 

すぐ我に返り、スピードを落とします。


「ふぅ、危ない危ない」


信号で振り返り、コーシローさんに問いかけます。


「ペース、今んとこいけてます??」

「あ、あぁ、だい、丈夫じゃないすかね」

口ごもるコーシローさんw


すぐ後ろのハルさん、ヤス吉さんに、

「ペースいけてますか?!」

ヤス吉さん、淡々と

「あ、もうちょっと落としてください」

「はい、了解しましたw」

ヤス吉さんは、きっと僕より冷静な判断の持てる大人な方です。
集団には、この冷静さを持ち合わせた方が必要なんだと、この時改めて思いました。


少し落ち込んだおやじ転車、ペースを気にしながら走って行きます。

そして、登り坂に差し掛かった時、おやじ転車は考えました。


『できるだけ平坦と同じくらいのスピードを出した方が、後ろの皆はついて行きやすいんよな、きっと』

『スピードの極端な変化は脚にくるもんな』

『でも、それは俺が結構しんどいって事か。いや、それやったら何の為に前を牽いてるんや。全ては、みんなが少しでも脚を使わずに楽して貰うのが目的やろ』

『スピードは落ちるにしても、出来るだけ頑張って平坦の速度に近づけよう』


おやじ転車、完全なる勘違いのもと、悲劇のヒーロー気取りで登り坂を上りだします。


『みんなが楽に登れるのなら、俺の脚なんかどうなってもいい!』

『もっと力を振り絞れ!俺の脚ぃぃー!!!』

そんな気持ちで、必死にペダルを踏みました。


ゼェゼェハァハァハァ・・


「みんな!少しでも脚使わずに済みました?!」


登りを終えて、振り返ると


ち、千切れてるw

しかも細切れやないかww



みんな口々に、

「ちょっとペースが w」

「平坦よりペースが上がるってどうよww」

「いや、もうちょっと落としてくれんとw」



ブーイングの嵐でしたw


「す、すみませんw」


おやじ転車、またもやしょぼーーーんです。


「先頭を牽くって難しいな」


集団走行の難しさを痛切に感じました。

それからは、ペースを落として、事あるごとにコーシローさんに確認ですw


「いけてますか?」

「いけてますよw」


やがてファミマに到着し、個人的には休憩なくても良かったのですが、チェックインです。

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みなさん、補給タイムです。

おやじ転車、下手くそながらもまだ前を牽くつもりだったので、この先のコースを尋ねます。


「まだこんな感じが続きますか?」

「いや、ここから少し走ると山がありますよ。水仙郷ですね。」


『山か・・』


おやじ転車、ぐっと拳を握りしめました。


『セレクションに入るな』


漫画で知った用語を無理やり使ってみますw


「ちなみに今のペースって、5時間切りいけますかね?」

「まだそんな事言ってんすかww」


それぞれ、いろんな思いがあるようですw


『とりあえず、山に入るまでにこっそりペースをあげて、少しでも5時間切りに近づけておこうw』


みんなと談笑しながら、心の中で細く笑みましたw


「さ、ぼちぼち行きましょか。100太郎さんの時間の事もあるし」


そう、100太郎さんは、アワイチからの仕事ですwww

前回の7葛では、ハルさんがリミットありの中、ギリギリオーバーだったwので、今回はそれを阻止したいという気持ちもありました。


2016-05-24-07-15-36

ファミマを出発します。

ここから、軽いアップダウンも入ってきました。

少しづつバレないように(いや、バレてるw)ペースを上げるおやじ転車、ひたすら先頭を牽きました。


『協調、協調』


ペースを上げつつ、協調もしつつのバランスが難しく感じました。


『集団の先頭を走るって、こんなにも難しいねんな』

『手信号もより完璧にしないといけないし』

『もっと、みんなと一緒に走らないとあかんな』


先頭に立たしてもらった事で、いろいろと学ばせてもらいました。


やがて、道も狭くなり坂道が続きだすと、コーシローさんが、



「この辺りから山へ入りますよ」

『なるほど、ここから登りが続くわけやな』



おやじ転車、ここは一気に行きたいとこではあったのですが、さっきまでの事を思うと


『少なくとも、振り返ると常にみんなが居てるというのが協調のペースやな』


と自分に言い聞かせ、自分の中のハイペースモードは封印しようとしたその時、


後ろからトプローさんが、


「もうStravaセグメント入ってますよ!!」


!!



こおぉぉぉーーーーー!!!


〜つづく〜





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おやじ転車です。


先日、今年の目標の一つだった「アワイチ」をしてきました。


メンバーは、


100太郎さん
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コーシローさん
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ハルさん
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トプローさん
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ヤス吉さん
2016-05-24-10-26-39


おやじ転車(自分だけロケーション良くてすみませんw)
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この6名です。


果たして、どんな旅路となるのか。
そして、どんな試練が彼らを待ち受けているのか。


淡路島一周 ① 〜日の出に誓う〜


どうぞご覧下さいませ。






おやじ転車は、出発の早いアワイチのためアラームをセットしました。


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日ごとに早くなる目覚ましの時間。
もはや、朝のキャスター並みではないでしょうか。


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そして、目覚ましが鳴るまでに起床です。

起きて最初に発した言葉、


「しまいには身体壊すな」


何のための自転車か、よく分からなくなってきましたw


朝食を摂ります。
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「夜食かw」


全然お腹は空いてませんでしたが、今日はロングライドです。
食べなければ話になりません。


完食後、諸々の準備をして、待ち合わせ場所の阪神高速三宅入り口付近へと向かいました。


そして、コーシローさんハルさんと合流して、いよいよ出発です。

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時間は4時すぎ、月はまだ暗がりを蒼く照らしています。


道中、おやじ転車はテンションが高かったのか、終始喋りっぱなしだったような気がしますw



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やがて明石海峡大橋を渡り、みんなとの待ち合わせ場所、淡路SAに到着し、メンバーと合流してワイワイガヤガヤとライドの準備を進めます。

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出発前って感じですね。

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そして、100太郎さんのLOOKもパチリ。


ふと、海側に目をやると、ちょうど朝日が顔を出していました。

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おやじ転車、目を細めながら呟きます。


「念願のグループライドやな・・」

「トレイン・トレイン・トレイン・・か」

「初の協調、楽しみでたまらないな。」


どこまでも

みんなで協調

淡路島


「うまい」


クスッとしながら、日の出に向かい誓います。



「それでも5時間切り」



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日の出を背に受ける6人のFRAT戦士たち。


SA降り、淡路インター前の交差点へと入り

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「行きましょう」


それぞれの思いを胸に秘めた6人のFRAT戦士たち、日の出とともに静かにスタートです。



〜つづく〜




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おやじ転車です。



最近、自転車を通して楽しく付き合って下さる仲間が増えてきました。
何年もぼっちライドを決め込んでいた僕にとって、それはとても喜ばしく、そして大変ありがたい事です。


そして、今回の記事のタイトル


「そこに仲間がいる限り」


いかにも、感動の涙を誘うようなタイトルですが、そんな事では全くなくって、


そこに仲間がいる限り、常に競争っていうw


それが言いたかったのです。


葛城ライドの時から薄々感じていた事なのですが、こないだ記録を更新した十三峠tt後のライドの時、それは間違いではないという事が改めて分かりました。


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おやじ転車「いやー、楽しかったすねー!次どうしましょうか?」


ハルさん「今から葡萄に向かえば、100太郎さんに会えるかもです」


おやじ転車「おっ!そうなんですね!」


トプローさん「そしたら、フラワーロードからのどか村経由で葡萄へ行きましょうか」


おやじ転車「そうしましょう!そうしましょう!」


3人はフラワーロードへと向かいました。

十三峠の奈良側を下る、3人のFRATレンジャーたち(なんやそれ)


その下りには、とても平和な風が吹いてました。



「記録も出たし、至福の瞬間やな。フラワーロードもトレイン組んで、颯爽ライドやな。楽しすぎるやないか」



十三峠奈良側を下りきり、フラワーロードに出て右折します。


トプローさん、ハルさん、おやじ転車の順に自転車は走り出しました。


トプローさんが、

「もうここからはゆっくりですよね?」

すぐ後ろのハルさんに問いかけます。


ハルさん「・・・」


そして、


ニヤッ

え?w


ハルさん、バビューーーーン!!!!!!


ちょww


そして、トプローさんバビューーーン!!!!!!



おやじ転車「おーいwww」



二人ともあっちゅーまに、フラワーロードをかっ飛んで行きましたw


何でやねんww

「全く・・二人とも」

と言いつつ、

こおぉぉぉーーーー!!

ほるあぁぁーーーーー!!!!


おやじ転車も、力の限りペダルを踏みます!


GOGO!おやじ転車ぁぁーーー!!


そして、ハルさんに追いつき、そのまま


「トプローさん!行きまっせー!!」


と、下り坂を必死のパッチに漕いで、トプローさんを追いかけます。

ところが、


「あれ?全然追いつかんぞww」


おやじ転車、ふと前回の葛城山で、ザクさんが言ってた言葉を思い出しました。


ザクさん「トプローさんはルーラーです。そして、農道や緩斜面の道を最も得意としていて、そのルートを走り出したら、そらもうめちゃくちゃ速いです」


こ、これがトプローさんの実力やったんや・・。


凄すぎました。



ところで皆さんは、プロングホーンと言う動物をご存知でしょうか?


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長距離走においては、チーター以上の速さを誇る動物だそうで、6000mの距離を時速56kmで走り続ける事が出来るそうです。


今まさに、そのプロングホーンの化身となって前を突っ走っているトプローさん。




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よく見ると、鼻の辺りだけが少し似てます。


トプロングホーンや・・・。



ルーラーのトプロングホーン、フラワーロードに見参です!!



「時速がぐんぐん増していく!」


60km、61km、62km、


「まだ追いつかない!!」


63km、64km、65km、66km・・・


「トプロングホーンは一体何キロで走ってんねんwww」


おやじ転車、度肝を抜かれつつ、下りが終わって登りに入った瞬間、


ほるあぁぁーーーーー!!!!!


「登りで追いつく!!」

「俺はレベルの低いオールラウンダー、おや・ジ・転車やぁーーー!!!」

うおおぉぉーー!!!!


登り切りのとこで、ギリギリ追いつきました。

これには、トプローさんも少し驚かれていましたが、そしてまた下りでバビューーーーーン!!!!


またww


下りきった後、今度は平坦だったのでもう全く追いつきません。

そして、登りに入って、踏める限りを尽くして踏みましたが負けました。


ちくしょー!!


そして、振り返るとハルさんもそこに居てるしw

もう、ほんと競争しすぎw



さらには、短いけど暗峠並みの激坂がある分岐点で、


「どっち行きます?」

「分かりました」



と、返答を待たずして激坂へと入って行くしw(まぁこれは僕ですけども)

あんだけ走った後やから、のどか村で休憩するかと思いきやそのまま突っ走ってまうしw(まぁこれも僕ですけども)


とにかく、そこに仲間がいる限り、僕たちの競争は終止符を打つ事がないように思います。



そして、葡萄のセブンイレブンで100太郎さんと合流しました。

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ニューバイクは、まだ調整中との事でした。
楽しみです。


そんな100太郎さんに、さっきの競争の話をすると、


「きっとあれやね、子どもの頃ゲーセンでスコアを競ってたみたいな。で、順位が下がってたりしたら、めっちゃ燃えたりとか。」


そう、まさにそれです!
そしてイコール、僕たちは子どもの頃と何ら変わってないっていうww


まぁでも楽しいんだから仕方ありませんよね。



その後、葡萄を登るのですが、全員さっきの十三峠〜フラワーロードの時と全く一緒の感じだったので割愛しますw


でも、こうやって競い合える仲間がいるって幸せですわ。

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ほんま、この時の気持ちは

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でしたww


〜おしまい〜




最後までお読み頂きありがとうござました!
いつも皆様には感謝しております!

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おやじ転車です。


先日、

(仮)DOGMAポチポタ日記(たまに)

のトプローさんが主催する「FRAT練」に参加してきました。



じゃん!!
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念願の「FRAT練ジャージ」をゲットしてきました!

うん、いい感じっす!




で、そのFRAT練で、またしても「十三峠17分切り」を果たす事が出来ませんでした。

しかも、前回更新した時と全く同じ17分10秒と言う記録でした。


「とほほ・・俺、一生17分切れへんのとちゃうかな」


と悩んでいると、その時ご一緒だったmasabowさんからアドバイスを頂きました。
そのアドバイスとは、



・前半、突っ込みすぎない。第一ヘアピンは、抑えめの4分通過で!

・TTは、絶好調の時よりも、多少気だるい感じの時の方が更新できる率が高い。



この2点を、何故かと言う理由も踏まえて詳しく教えて下さいました。



「そっかぁ、確かに俺、前半突っ込みすぎてるもんなぁ」



そう思いながらFRAT練を終え、hiroさん、Lipちゃん、リッツさん、ツイッター仲間のタケさんと、プチトレーニングとして持尾ライドをしてきました。


その時、一瞬ではありますが、南河内GRでるみおかんさんとスライドしたり、勢い余って先頭になったはいいものの、飛ばしすぎてみんなと2回はぐれて、余分に坂を登ってみたりで、なかなか有意義で楽しいライドとなりました。


そして、それから2日経った5月の17日。


その日はOFFだったので、なんだか無意識に


「もっかい十三峠いこかな」

「今日は、先日の持尾のダメージがまだほんの少し残ってるし、なんだか気だるいし」

「記録更新の条件、いけてるよな」



早速用意をして、一応各方面にアピール(なんのw)すると、


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ハルさんが来てくれます!



とても気持ちの良い晴天の中、いつものサイクルロードを走ります。

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FRAT練ジャージも良い感じ。

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やがて、待ち合わせのセブンイレブンに到着です。


「ハルさん!」


信号の向こうで手を振ります。


「あれ?」


よく見ると、ハルさん以外に別のバイクがもう一台・・


2016-05-17-10-40-48

ト、トプローさん??!!www


もう一台のバイクの主は、トプローさんでしたw
トプローさん、この状況を知り、寝起きからすぐに駆けつけてくれましたw
嬉しい限りです!


2016-05-17-10-40-39

ハルさんの、いい笑顔が光ってます。


今日はこの3人で、それぞれの持っている記録更新を狙います。


おやじ転車「みんなが記録更新するには、やっぱ時間差スタートですかね?」


ハルさん「ですね、まずは僕が出発、30秒後にトプローさん、でさらに30秒後におやじ転車さん」


おやじ転車「なるほど、そうすればおそらく、最後のヘアピン府民の森あたりでデッドヒートになるとw」


トプローさん「そうなればいいですねw」


ハルさん「ですねw」

おやじ転車「ですねw」


トプローさん「ですねw」



2016-05-17-10-44-05

「ジャージ、かっこええな」


そんな事を思いながら、スタート地点である大竹7丁目交差点へ向かいます。



そして、到着後すぐにハルさんから出発しました。

ついで、トプローさん。



最後におやじ転車、スタートです。


こおぉぉぉーーーーー!!!!


・・・・。

いやいやw 


「イーブンペース、イーブンペース!」

「第一ヘアピンは抑えめの4分やぞ!!」


飛ばしたい気持ちをぐっと堪えます。


「ほるぁしてぇwww」


そんな事をつぶやきながら、シッティングでペースを考え(てるつもりw)ながら走ります。


「第一ヘアピン通過!!タイムは?!」


3分43秒!

あれ?www

れれのれ?www

「また4分切ってもーたぞw
しかも、いつもより速いやんけww」



第一ヘアピンを4分切りは、TTが16分台〜17分前半のチームにとっては速いペースです。

おやじ転車、ペースを抑えていたつもりが、シッティングのグイグイパターンでペダルを踏んでいたようですw


「あかんあかん、これやったらいつもと一緒やw ペースダウン!!」


慌ててペースを落としました。

ただし、ほんの少しです。

感覚としては「あれ?ペース落ちてる?」くらいの、ほんとわずかなペースダウンで漕ぎ続けました。


「このペース、いいかも」


第二ヘアピンを越えてから加速してみます(ここ、僕的に唯一の加速区間)


「こないだより加速できるやん!」


これには驚きました。

その後も、あかんタレになる事はほとんどなく、さり気なくトプローさんをパスします。

駐車場ヘアピン手前で、ハルさんも発見します。


「よし!行くで、ハルさん!」


ハルさん、僕の存在に気づいたのか、物凄いダンシングと物凄いスピードで、僕を寄せ付けません。


そのまま、府民の森ヘアピンまで予定どーりのデッドヒート!!ww


お互いハァハァ言いながら、ヘアピンを越えたあたりでようやくハルさんをパスしました。


そして、ラストの加速です!

最後の最後でようやく、


アデュー17分・・・

・・・。

こおぉぉーーー!!


ほるあぁぁぁーーーーー!!!


GOGO!おやじ転車ぁぁーーーー!!!!



ゴール!!



バッ!!!
2016-05-17-15-20-50

16分40秒!!!


うおぉぉーーーーー!!!!!


おやじ転車、やっと、ほんまにやっと十三峠17分切りを達成しました!!


ハルさん、トプローさん、masabowさん、hiroさん、そしてアドバイスや応援をして下さった皆さま、ありがとうございました!!!


この記録突破により、新しいステージに入りたいと思います!
さらに精進致します!



そして、続いてハルさん、トプローさんもゴールです!!!


お二人とも、自己記録を更新されていました!

3人とも更新です!めちゃ感動!!


最高のグループTTとなりました。

2016-05-17-11-09-28

お二人とも走りきった感満載ですw 素晴らしいです!


そして、青空のもと記念撮影です。

image

みんなめっちゃ良い表情ですね!



おっさんの伸びしろ、まだまだあると信じてます。





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