おやじ転車です。

最後の「伊吹山ドライブウェイヒルクライムに向けての練習日誌」です。
何だかんだで、最後までよく書き続けたw
自分を褒めてやりたいです。

ひょんな事から出場できるかもと知った、12月初旬から今日までの間、期間は短かったですが練習はしっかりとやって来ました。

そして、一緒に練習してきた皆さん、本当にありがとうございました。
おやじ転車、皆さまのおかげで、去年の自分より数段強くなっている事を、この脚で実感してます。

もう、何と言いますか、、感謝しかありません。

伊吹山、天候がかなりアレですが、そんなの関係なく出し切って来ます。


180412の練習

2016年の5月17日、おやじ転車、当時46歳。
この時、初めて十三峠を17分切る事が出来ました。

その時のブログ(こちら)のタイトルが「十三峠tt 〜おっさんの伸びしろ〜」

あれから約2年、その時出した記録16分40秒(ストラバ16分42秒)を再び超える事はありませんでした。
この記録を塗り替えるために、練習を積み重ねて来たつもりだったんですが、更新するのは他のTTコースばかりで、十三峠だけは何故だかダメでした。


そして今回、最後の伊吹山練習に選んだのが、この十三峠。


一昨日の高野山TTは、伊吹山HCに対しての集大成。

十三峠TTの記録更新は、おやじ転車にとっては自転車人生の集大成。
(ちなみに金剛RWは、伊吹山と自転車人生と半々)

これは、伊吹山までにどうしても切り抜けたかった。
切り抜けて晴れた気持ちで、伊吹山に挑みたかったのです。


故郷に錦を飾るため、最後の最後で人生一か八かの大博打。

「これあかんかったら相当凹むぞw」

「更新せんかったら、伊吹山行くのやめるかも知れんレベルやぞww それでもええんか?」


そう何度も自分に問いかけましたが、気持ちは変わりませんでした。
十三峠の記録更新なくして伊吹山はありえん。

そして、そんなおやじ転車のチャレンジに興味を持ってくれた、会社の後輩くるはー君。(ブログ)

そうならばと、おやじ転車は彼にこんなお願いをしました。


「ごめんやけど、タイム差で先に走ってくれへん?」


くるはー君は、喜んで協力してくれました。


柏原市役所まで今回も車載だったので、水越セブンに集合した後、早速コースの第1ヘアピンまでアップ。
一気に上げて登ったので当然すぐに乳酸が溜まり、それを調子悪いと勘違いする慌てん坊。


「これ、あかんかも、、心拍なんぼや?」

「あ、今日は着けてけーへんのやったw」


そう、今回は邪魔と感じるものは全て外して来ました。

状態をしっかり把握出来ずにアップは終了w

「今日の感じはホンマにあかんかも。あかんかったら八尾市におらんかった事にしよう」←慌てん坊

ストラバの設定も小市民な非公開モードにw

かなり鬱な感じでスタート地点へ。

そして、16分切りの想定で、くるはー君とタイム差などの相談。

と言っても、おやじ転車、細かい計算がかなり苦手なので、理論と実践、両方を兼ね備えているくるはー君に全てを託しましたw

彼曰く、

「僕がスタートしてから4分45秒後におやじさんがスタートして、府民の森あたりで追いつけば16分切りの可能性はあります!!」


4、4分45秒差てww


「それ、追いつくんかww」

「16分切りペースなら追いつきますYO!」

先のアップで、状態が良くないと思っているおやじ転車は、その言葉を聞いてさらに鬱にw

しかし、

「でも、やると決めたからには、やるしかないよな」

覚悟を決めました。


「よっしゃ、やるか」

「やりましょう!」


信号が青に変わって、くるはー君スタート。

待ち時間4分45秒。

その間に繰り返していた言葉は、


十三峠に3倍返し


気分が高まりチンポジ直して、おやじ転車スタート!


ホルアアァァーーーー!!!!!


相変わらずw



第1ヘアピンのタイムが、確か3分30秒ちょい。
上げたつもりなくても、やはりペースは上がっていて、ここで初めて冷静に。

意図的にペース落として第2ヘアピンまで。

そこからは、先に出たくるはー君に追いつこうという意識はなく、淡々と踏み続けました。

「やっぱ十三峠はキツイな、、」

アベレージを見てみると、目標速度よりダウン。

「あかんやん、、くそ」

でも、そのアベレージも実は違っていたw
その間違ったアベレージを、この時は信じ込んでいました。

なので、テンションも同時に少しダウン。


「いやいや、ここで諦めたら更新すらもできひんぞ。それだけはそれだけは絶対に避けたい!!」


そう思うと、再びペダルに力を入れる事ができました。

水呑みさんを過ぎ、もうすぐ府民の森のヘアピンです。


「くるはー君、まだ見えん!やっぱ無理か!」


直線の急坂を踏み続け、コーナーを曲がり再び直線に差し掛かった時、



み、見えた!!!



府民の森の手前でくるはー君を視界に入れた!

そして、彼も良いペース!

追い上げて、くるはー君をパス!!

府民の森のヘアピンを曲がり、サイコンをチラ見!

確か14分後半。


「こ、これ行けるかもやんけやんけ!!!」


そして、最後の力を振り絞り踏んで踏んで踏んでーー!!

ゴーーール!!!

IMG_9984


どん!!!!



IMG_9993

笑ったw
自分の勝負所の弱さに笑ったw



でも!42秒更新したぞ!!(2年かかったけど

だから、、だから


もっしゃぁーーーー!!!

GOGO!おやじ転車!


そして、くるはー君もゴール!アンド彼もベスト出た!!


二人してハッピーでした。

IMG_9967


ほんまにハッピーでした。

くるはー君、ありがとうな。



これで、悔いのない伊吹山への準備が整いました。
あとは本番で出し切るのみ。



今回のタイトルにある「おっさんの伸びしろ」

年齢の事はあまり言いたくないけど、可能性って歳とるたびに残念ながら小さくなってる実感。
でも、やり続けている限りはゼロではない。
いくらやっても実らん時あるけど、ゼロではない。
でも、やめてしまったら、それは確実にゼロ。

実らんかもしれないけど、ゼロでない限りやり続ける勇気。
伸びしろって、この勇気を持ち続ける事なんやなって、この伊吹山練習シリーズで思いました。

それともう一つ。

やっぱ自転車楽しい。

IMG_9985


悔いなき伊吹山へ。



IMG_9997






走行距離:29km
獲得標高:774m
消費カロリー:764kcal(心拍計なし)
荷物:0kg
体重:57.4kg


読んで下さった皆さま、ありがとうございました。
ランキングに参加しております故、応援して貰えると幸いです。

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ