おやじ転車です。




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2018年4月15日、おやじ転車は、娘に買ってもらって大事にしまっていた大好物、キャラメルコーンの封をようやく切る事が出来ました。


2018伊吹山ドライブウェイヒルクライム 男子F


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3位という信じられない結果を獲得する事が出来ました。



この記録は、全ての要素が入っていての結果。
どれか一つでも欠けていたら成し得なかったと思う。
そして、その中の一つに「今日に至るまでの練習」という要素も入っていた。


だから、めちゃくちゃ嬉しい!!



ちょっと長くなりますが、嬉しかったのでブログという記憶に残しておこうと思います。


2時30分に起床。

睡眠3時間30分。
体重57.4kg
体脂肪10.4%

短い睡眠時間の割には、比較的寝れた気分でした。
体重は、この短時間睡眠ではそんなに減らないので想定内。

食事は、フルーツグラノラを120gに牛乳250ml、んで無脂肪ヨーグルト100g、バナナ1本。
減量始めはフルグラにしてたけど、途中から脂質の少ないフルーツグラノラに変えていました。


3時過ぎに出発。
外は当たり前に雨と風。

ため息混じりで高速を走り、多賀SAで小休止。
雨もさることながら、風がめっちゃ強く、もうホンマに中止かもと思ってしまって、なかなか走り出す気にならず。
この時間はとてもとても辛かった。

すると、速報的に(てゆーか速報)ショートコースで開催される模様とのツイートが。

一気にテンション上がった!

時間を確認すると6時前。


「わおw 」

「でも、多賀SAから関ヶ原ICって5kmくらいやったよな?すぐやし良かった」


SAを出発し、本線に入ってちょっと間すると、

関ヶ原まで22kmの看板がw

「ぜ、全然遠いww」

「くそ!チャリやったらあっちゅーまやのに!!」(自転車脳

思わずホルア。

駐車場が満車になってないかと焦ったけど、全くそんな事はなかった。

何もかもが初めてで、ホンマ不安やって思ってたら、もりやんと会って少し安心。

受付済ませて、あとは車の中でひたすら待ち。

たまに外出てみたりしたけど、路面がぐちゃぐちゃ過ぎて、素足にサンダルのおやじ転車の足はドロ土まみれw


そうこうしながらヒマな時間を過ごし、集合の1時間前くらいからアップオイル塗ったり着替えたり。

そして、お借りしたローラーセットして踏んでみる。

なんかすぐ息が切れてしんどかったけど、まぁそんなに調子がどうのとかは思わなかった。
絶対踏めると信じてたし。
ちなみに心拍計は付けず。てか忘れたw

ローラー回してたら、僕より一つ下のカテゴリーの方が「おやじさんですか?」「いつもブログ読んでます」とお声を掛けて下さった。

照れたけど嬉しかった。

時間が来たので集合場所へ。

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とりあえず、自分の近い番号集団に着いて行くのみ。


スタート地点の手前で荷物を預け、少し長い登り坂を押し歩き、ドライブウェイの料金所へ。

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押し歩いている時、ふと隣を見てみると、明らかに絞れているめっちゃ速そうな方がいらっしゃった。
この方は、後にFカテゴリーの優勝者となる方でした。


ドライブウェイの料金所に到着。

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おやじ転車は、Fカテゴリーの1組目のスタートやったけど、なぜか2組目の最後尾にいてたみたい。

とりあえず着いて行くw

MCの合図で料金所をくぐり、計測地点のスタートラインまで軽く進んで、さぁいよいよスタート。

泣いても笑っても97%の確率でこれっきり。
仕事柄、こういった大会にこの先出れる事はないだろう(高取城戦国HCだけは、何故か出れてるけど)

だから、悔いは残さず!!


スタート!!


の瞬間、設定をそのままにしていたサイコンの時間表示アラートが鳴ってアワワしてしまい、ラップボタンを意味もなく3度押しw

「あー!正確じゃなくなった!!」

時すでにお寿司食べたい。

焦った分の時間を取り戻さないと!っていう訳の分からない事を思い、ホルア。
緊張してる証拠w

スタート前は、誰かのペースに合わせて上手いことやろうと思ったけど、そんなんすっかり忘れてた。

そして、その代わりに思ったのは、

ただただひたすらに攻める!!
これ一択!!!


とにかく攻めた。

前方に速そうな方がいれば、まず追いつく事を目標。
追いつけば、勝手に勝負を挑む。
すなわちアタック気味に追い抜く。
付いて来たら引き離すつもりで踏む。
付いて来なかったら、新たな速い方を求めて踏む。

もうその繰り返し。

そんな感じで進んでると、なんか次々と追い抜く事が出来た。

抜きつ抜かれつが2回ほどあったけど、アドレナリンが出てたのかそれがめっちゃ楽しかった。
いつもの練習で勝負ばっかりやって来たから、なんか慌てる事はなかったw


時折、やたら強い向かい風に煽られるも「条件はみんな一緒やから」と思うとなんて事はなかった。


しばらく進むと、前方にFRATジャージ発見。

思わず「FRAT!!!」と叫んでしまった。

振り返ったのはsenさんやった。

senさん「がんばって!!」って言ってくれた。
自分の事で精一杯なはずやのに言ってくれた。
めっちゃ力になった。

なんか順位やタイムより、その都度に現れる勝手にライバルの方々と勝手に勝負してるのが楽しかった。

そして、残りわずかな所で、おやじ転車の勝手勝負に付き合ってくれた方がいて、その方とデッドヒート。めっちゃ勝負になったけど、最後に差されてしまった。
ゴール直前での出来事。
悔しかったけど力が出なかった。
そして、わずかなわずかな力を振り絞って、

ゴール
ゴール
ゴール!!

終わった。
出し切れた。
出し切れました。


遠くからmasaちゃんの声が聞こえた。
もう振り返るのが精一杯やった。
しゅうくんの緑のスペシャが目に入った。



そして、senさんもゴール。
おつかれさまでした。

その後は、senさんに写真撮って貰ったり

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senさん撮ったり。

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ww。

なかなか見つからない荷物をようやく見つけ下山。


下山後、リザルトが気になってそわそわ。
タイムは手元で35分切れてたので、去年のリザルトからいくと、上手くいって公言していない目標の10位以内に入っているかも。

とりあえずAカテが貼られていたので、見に行ってみたらしゅうくんに会った。

お疲れさんと、しばし談笑。
しゅうくんは、ペースを乱されたみたいで、ちょっと悔やんでた。

そしたら、今度はS樺ちゃんが声を掛けてくれた。

S樺ちゃん、50gパックのフルグラチョコバナナ持って、

「入賞してたらあげますよ」ニコッ

とか、また真波くんみたいになってたw

そうこうしているうちに、Fカテのリザルトが貼られたので見に行ったけど、ヘルメットだらけで全く見えないw

なんとか前方に寄って確認。

「あー10位以内におらんわ、、」

当然この時は3位なんて思ってなかったので、5位以下しか見てなかったw

15位以内、おらん、、。
20位以内、おらん、、。


あれ、いくらなんでもそれはないやろと、今度は人混みで見えにくいタイムを確認。

「あ、35分切りはもっと上か?」

目線をゆっくり上へ。

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ん?

(つд⊂)ゴシゴシ

え?

(つд⊂)ゴシゴシ


さ、さんい?

呆然としながら、気にしてくれてたS樺ちゃんとしゅうくんの元へ。

「どうでした?」

「俺の見間違いじゃなければ3位」


二人は唖然w

もういっぺん見てくるw

「どうでした?」

「どう見ても3位w」


えーーーー!!!!!!www


おやじ転車、膝が震えましたw


3位やーーー!!!!!

うおぉーーー!!!!


やったぞ!!!


そして、masaちゃんに会って、その事を報告。

masaちゃんも目を見開いてくれたw
嬉しかった!

もりやんも、めっちゃ良い笑顔で祝福してくれた!

感無量でした。

そして表彰式。

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夢ですらも見る事のなかったシーン。

まだ信じれなかったけど、表彰式終わって皆んなと別れ際に、今まで本当に気にかけてくれてたmasaちゃんが「ほんまおめでとー!!!」って言いながらハグしてくれた時に「俺、入賞したんや」と実感した。





帰りの高速で、長い直線道路を走っている時、突然フワッと練習してる時の光景が走馬灯のように頭を巡った。
その光景は、一人で練習している時ではなく、皆んなと練習している光景やった。
記憶に残っている情景、全てが流れてた。

なんか勝手に涙が出てきた。

よく分からなくって自分でも驚いたけど、たぶん感謝の涙やったと思う。

ありがとうありがとう。





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悔いのない伊吹山が終わりました。






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そして、S樺ちゃんから初めてゲットした!
実は、これが2番目に嬉しかったりするw





こうして、おやじ転車の伊吹山は最高の形で終える事が出来ました。
おやじ転車は、再び元の野良TT野郎に戻ります。

また遊んでね。

ありがとうございました。






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