おやじ転車です。
第18回ヒルクライム大台ケ原since2001
参加して来ました。
年代別優勝しか考えてませんでしたが、その夢は叶いませんでした。
当日、2時45分に鳥人間のなかむら君と待ち合わせをし出発。
2時間30分は睡眠を取る事が出来たので、特に問題なし。
車中で、やれアンパンだやれカステラだ、やれジャムパンだと定番ものを食べまくり、眠たくなる。
が、これも特に問題なし。
現地に近づくにつれ、雨がぱらつき路面は濡れてたけど、開催は決定してるので問題なし。
駐車場になってる学校に到着し、前日受付をお願いしていたやまたか君に会い、ゼッケン等を受け取って準備をし、荷物受付へ。
色んな方々にお会いして、気分も高まり完全にやる気モード。
自分は第1グループで、そこには知ってる仲間がたくさん。
特にココロちゃん、樺ちゃんとは何となく協調しながら行こかみたいな話をして。(全然せんかったけどw)
しかし、自分が優勝するためには、必ず勝たないといけない方がその第1グループにいらっしゃって、結局自分はその方を徹底にマークする!と、心がそっちにシフトしてました。
やがて、第1グループの号砲が響き、スタート。
いつもの「自走アドベンチャー大台ケ原」では、この時点で既に脚が終わってるので、どんな感じになるか不安やったけど、もう感動するくらい楽やったw
集団すげぇ!って思った。
だから、脚と心肺はかなり余裕があって、激坂区間の手前にある坂感のない激坂も楽々こなせた。
感触的に「これいける。俺やれる」って思った。
そんな事思いながらも、絶対勝たなければならない方を徹底的にマーク。
常に視界から逃さないようにしていた。
そのまま激坂区間に入ったけど、淡々とペースを刻み続けた。
この時点で18分ちょい。
自分がマストとするタイムはクリア。
「調子良くても上げるな落ち着け落ち着け」
何回も心で唱えてたw
何だかんだで、その強い方、ココロちゃん、樺ちゃん、やまたか君、あと数名がパックになって、前を走ってる方々を追い抜きまくってたと思う。
あまりに自分の調子が良さそうやったので、ちょっとペースを上げてみてどれだけの方々がついてくるか、その強い方はついてくるか試してみようと考えた。
それで付いて来たら、また何か考えようと、アタック気味にペースアップ。
暫くは振り返らず、脚を残しつつひたすらペースを上げ、やがて後ろをチラ見。
誰もおらんw
そして、その強い方もいてませんでした。
かといって、いつ追いついてくるか全く分からないので、結局上げたペースのままでひたすら踏む。
追い付かれるかもという恐怖心があったから、何度も何度も振り返りながらw
やがて、少し心に余裕が出来、周りを見ながら登った。
「アドベンチャー大台ケ原の時は、毎回蛇行しながら意識も飛びかけていたのに、ほんまサラ脚って最高。車載まじ万歳」
そんなくだらん事を考えるくらい余裕があった。
そして、声を掛けてくれはる方がいらっしゃったり、知ってる方には自分から声を掛けたり。
楽しかった。
激坂区間の中盤を過ぎたあたりで振り返るとココロちゃんw
「やっぱ来たw そんな甘くはないよな」
やがて追いつかれ、追い抜かれ、今度はココロちゃんを見失わないように。
少しずつ千切れていったけど、激坂区間の終わりくらいまではギリッギリ見失わないでいた。(豆粒レベルやったけどw)
こん時、激坂区間終わりで49分と確か後半。
これも、マストと想定していたタイムだったのでクリア。
振り返っても第1グループは誰もいなさそう。
「いける勝てる」
ちょっと思った。
ドライブウェイ区間に入り、もうここからは何も考えず、ただただ勝つためにひたすらペースアップ。
確か2kmすぎたあたりで、生石高原を一緒に走った事のあるテッちゃんが、
「おやじさん!!」
「お!!てっちゃん!!」
そう言って、TTTのてっちゃんを抜き、少し走ったところで後輪に異変。
振り返り、確認。
パンクや、、。
急激にスピードが落ち、抜いたてっちゃんが自分を追い抜いて行く。
「どうしたんですか?!」
「パンクみたい、、」
「えーー!」
この時は、パンクと言いつつも、まだ走れるんちゃうかと構わずペダルを踏む。
そしてスリップ。
「あかん、無理や」
それでも諦めきれず、後ろ振り返ってもまだ誰も見えずだったので、
覚えてる行動を書くと、自転車を降りてシューズを脱ぎ始めてた。
自転車担いでいた。
左手にシューズ持ってた。
気づいたら走っていた。
多分、ていうか「まだいける。まだ望みある」
って思ってた。
ひたすら走ってた。
自分を追い抜いて行った方たちが、いろんな励ましの声をかけてくれてた。
なんか顔がクシャクシャになってる気がしたので、下を向き走ってた。
やがて、絶対に負けてはいけない方が自分を追い抜いて行った。
そこで、一気に心が折れ歩いてしまいました。
残り4、5kmくらいのところで、チームジャージを着てる方が、
「これ使ってください!」
とクイックショットを僕に渡して、そのまま走り去って行った。
すみませんすみません。
感謝しかないのに、ゼッケンも分からないままやった。
ほんまにありがとうございます。
そして、チューブに注入し4気圧くらいは入ったので、ゆっくり走る事が出来ました。
おかげさまで、最後まで諦めず完走できました。
ありがとうございました。
こうして、僕の大台ケ原は幕を閉じました。
悔いなき大台ケ原に仕上げたつもりが、自分自身だけが選んだ機材のチョイスで、悔いが残ってしまった事が全く情けない気持ちでした。
もし次回があれば、同じ過ちを繰り返さぬように。
応援して下さった方々、心からありがとうございました。
P.S
9/30(月)やまたか君とぴょん吉で大台ケ原行きます。(自走アドベンチャーモード)
興味ある方は、何かしらで連絡ください。
よろしくお願いします。
第18回ヒルクライム大台ケ原since2001
参加して来ました。
年代別優勝しか考えてませんでしたが、その夢は叶いませんでした。
当日、2時45分に鳥人間のなかむら君と待ち合わせをし出発。
2時間30分は睡眠を取る事が出来たので、特に問題なし。
車中で、やれアンパンだやれカステラだ、やれジャムパンだと定番ものを食べまくり、眠たくなる。
が、これも特に問題なし。
現地に近づくにつれ、雨がぱらつき路面は濡れてたけど、開催は決定してるので問題なし。
駐車場になってる学校に到着し、前日受付をお願いしていたやまたか君に会い、ゼッケン等を受け取って準備をし、荷物受付へ。
色んな方々にお会いして、気分も高まり完全にやる気モード。
自分は第1グループで、そこには知ってる仲間がたくさん。
特にココロちゃん、樺ちゃんとは何となく協調しながら行こかみたいな話をして。(全然せんかったけどw)
しかし、自分が優勝するためには、必ず勝たないといけない方がその第1グループにいらっしゃって、結局自分はその方を徹底にマークする!と、心がそっちにシフトしてました。
やがて、第1グループの号砲が響き、スタート。
いつもの「自走アドベンチャー大台ケ原」では、この時点で既に脚が終わってるので、どんな感じになるか不安やったけど、もう感動するくらい楽やったw
集団すげぇ!って思った。
だから、脚と心肺はかなり余裕があって、激坂区間の手前にある坂感のない激坂も楽々こなせた。
感触的に「これいける。俺やれる」って思った。
そんな事思いながらも、絶対勝たなければならない方を徹底的にマーク。
常に視界から逃さないようにしていた。
そのまま激坂区間に入ったけど、淡々とペースを刻み続けた。
この時点で18分ちょい。
自分がマストとするタイムはクリア。
「調子良くても上げるな落ち着け落ち着け」
何回も心で唱えてたw
何だかんだで、その強い方、ココロちゃん、樺ちゃん、やまたか君、あと数名がパックになって、前を走ってる方々を追い抜きまくってたと思う。
あまりに自分の調子が良さそうやったので、ちょっとペースを上げてみてどれだけの方々がついてくるか、その強い方はついてくるか試してみようと考えた。
それで付いて来たら、また何か考えようと、アタック気味にペースアップ。
暫くは振り返らず、脚を残しつつひたすらペースを上げ、やがて後ろをチラ見。
誰もおらんw
そして、その強い方もいてませんでした。
かといって、いつ追いついてくるか全く分からないので、結局上げたペースのままでひたすら踏む。
追い付かれるかもという恐怖心があったから、何度も何度も振り返りながらw
やがて、少し心に余裕が出来、周りを見ながら登った。
「アドベンチャー大台ケ原の時は、毎回蛇行しながら意識も飛びかけていたのに、ほんまサラ脚って最高。車載まじ万歳」
そんなくだらん事を考えるくらい余裕があった。
そして、声を掛けてくれはる方がいらっしゃったり、知ってる方には自分から声を掛けたり。
楽しかった。
激坂区間の中盤を過ぎたあたりで振り返るとココロちゃんw
「やっぱ来たw そんな甘くはないよな」
やがて追いつかれ、追い抜かれ、今度はココロちゃんを見失わないように。
少しずつ千切れていったけど、激坂区間の終わりくらいまではギリッギリ見失わないでいた。(豆粒レベルやったけどw)
こん時、激坂区間終わりで49分と確か後半。
これも、マストと想定していたタイムだったのでクリア。
振り返っても第1グループは誰もいなさそう。
「いける勝てる」
ちょっと思った。
ドライブウェイ区間に入り、もうここからは何も考えず、ただただ勝つためにひたすらペースアップ。
確か2kmすぎたあたりで、生石高原を一緒に走った事のあるテッちゃんが、
「おやじさん!!」
「お!!てっちゃん!!」
そう言って、TTTのてっちゃんを抜き、少し走ったところで後輪に異変。
振り返り、確認。
パンクや、、。
急激にスピードが落ち、抜いたてっちゃんが自分を追い抜いて行く。
「どうしたんですか?!」
「パンクみたい、、」
「えーー!」
この時は、パンクと言いつつも、まだ走れるんちゃうかと構わずペダルを踏む。
そしてスリップ。
「あかん、無理や」
それでも諦めきれず、後ろ振り返ってもまだ誰も見えずだったので、
覚えてる行動を書くと、自転車を降りてシューズを脱ぎ始めてた。
自転車担いでいた。
左手にシューズ持ってた。
気づいたら走っていた。
多分、ていうか「まだいける。まだ望みある」
って思ってた。
ひたすら走ってた。
自分を追い抜いて行った方たちが、いろんな励ましの声をかけてくれてた。
なんか顔がクシャクシャになってる気がしたので、下を向き走ってた。
やがて、絶対に負けてはいけない方が自分を追い抜いて行った。
そこで、一気に心が折れ歩いてしまいました。
残り4、5kmくらいのところで、チームジャージを着てる方が、
「これ使ってください!」
とクイックショットを僕に渡して、そのまま走り去って行った。
すみませんすみません。
感謝しかないのに、ゼッケンも分からないままやった。
ほんまにありがとうございます。
そして、チューブに注入し4気圧くらいは入ったので、ゆっくり走る事が出来ました。
おかげさまで、最後まで諦めず完走できました。
ありがとうございました。
こうして、僕の大台ケ原は幕を閉じました。
悔いなき大台ケ原に仕上げたつもりが、自分自身だけが選んだ機材のチョイスで、悔いが残ってしまった事が全く情けない気持ちでした。
もし次回があれば、同じ過ちを繰り返さぬように。
応援して下さった方々、心からありがとうございました。
P.S
9/30(月)やまたか君とぴょん吉で大台ケ原行きます。(自走アドベンチャーモード)
興味ある方は、何かしらで連絡ください。
よろしくお願いします。
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