おやじ転車です。
虚無サイクリングその2、どうぞご覧ください。
名張へ行く事が決まり、出発する二人。
ちなみに、小休止したファミマは奈良の富雄の近くでした。
奈良市内に入り、鹿を横目で見ながら奈良公園を通り抜け、
「鹿とかいてると、なんかもうココが目的地って思ってまうよな」
「普通のライドは、きっとそんな感じですよね。観光地ですし」
そんな会話しながら、名張へと続く県道80へ。
そして、その麓のセブンでトイレ休憩。
ぴょん「確か、この県道80からずーっと登り基調で、名張まで行く感じになってた気がします。ちなみに、信号もほとんど無いし、コンビニとかも全然なかったと思いますわ」
お「そうなんや。ずーっと登り基調って事は、セグメントとかあるん?」
ぴょん「おやじさん、セグメント見たら上げたくなくても絶対上げるから見るのやめときましょw 先は長いからヤバイですってw」
そうか?と言いながら、ストラバ開けるおやじ転車。
そして、ぴょんも「えーっと、あ、ありますわセグメント」
調べてるw
発見したセグメントの10位までのランクは、アマチュアトップのクライマーやロードレーサーの方、プロの日本人と外国人方々で埋め尽くされてました。
二人は「ヤバw 凄すぎる10人やんw」
興奮しまくりw
そんな状態でスタート。
先の安堂ルートや、よく分からん激坂で既に脚はジンジンしてるけど、結局17分くらい上げ続け、しかも最後は全開スプリントでピークへ。
車輪半分くらいだけ負けたった。
そのセグメントを皮切りに、あらゆる坂で勝負、平坦区間でも会話は一切なく、そしてスピードも緩める事なく黙々と淡々と。
「何でやねんw」と言う疑問だけを持ち続け、それでも負けは許されないサイクリング名張。
安堂ルートを登ってしまった自分が恨めしい。
そして、どこ走ってるか全く分からないまま、ひたすら踏み続けてると、
ぴょん「おやじさん、あそこのファミマに入りましょう」
ファミマにピットイン。
もうマジで限界近い。
そして、おやじ転車はぴょんに問います。
「で、ここどこw」
「名張ですw」
ww
ほんまや、名張て書いたあるw
ぴょん「ここから帰路に入りますw」
名張感ゼロの状態で、帰路の相談に入ります。
ぴょん「帰りどしましょうか?時間余裕ですね」
お「ほんまや、まだ11時やんw こっからあと何キロくらいやろ?今、95kmやから100kmちょい?」
て、まだ100kmもあんのか、、。
自分で言いつつも、脚がジンジンしてると100kmがめちゃめちゃ長く感じるw
ぴょん「まぁでも、知りませんけど15時には全然帰れますよ。どのルートで帰りましょうか?」
ほんま奴は適当w
帰路のルートは複数あって、来た道戻る、山添村?を通って帰る、曽爾高原通って帰る、etc、、。
お「それぞれセグメントってどうなんやろ?」
ぴょん「いや、だからそれやめしょうwマジで帰りはヤバいですよw」
とか言いながら、セグメントを開く二人。
ありますあります!とか、ここって有名なセグメントかな?!
と、予想通りな会話w
結果、曽爾高原方面で帰る事に。
このルートには、一つだけ「栂坂峠」と言う名の峠がありましたが、脚なくてもそれくらいやったら時間は大丈夫やろと、補給食を仕入れ出発。
ところが、帰路は終始強烈な向かい風&横風。
全く進まんw
ぴょんもさすがに辛そう。
二人から出てくる言葉は「これヤバい」のみ。
そんな状態で栂坂峠へ。
完全に戦闘意欲を失った二人は、絶対に勝負はしないと言う、知り合って初めての紳士協定を締結。
二人とも栂坂峠を超遅いスピードで完全横並び。
ピークもお互いを意識して全く同着でゴール。
紳士協定は完全に守られました。
こんなん初めてw
そして、有名なよもぎの回転焼き屋さんへ。
ラーメンあったから、二人とも真っ先にラーメンを。
このお店がなかったら、いろんな意味でヤバかった。
もちろん回転焼きも。
生き返りました。
お「あとどんくらいあるんやろう?」
不安げにおやじ転車は言います。
ぴょん「どうなんでしょう?地図の見た目感覚でいくとリビエールまで70kmか80kmくらいですかね、分かんないですけど」
分からん距離に、まだそんなあるんかwと不安を覚えるおやじ転車。
お「そんなもんかー。時間、ちょっと、いやかなり遅れそうやなw」
ぴょん「行けるんちゃいます?」
お「行けるかなw」
適当な会話で話を完結し出発。
とりあえず、何も分からんけど天理ダムを目指します。
ここから、おやじ転車は力が多少戻ったので男の一本索き。
「大台ケ原を思い出すな」
とか思いながら、青蓮寺ダムからそれに続く川沿いの道をひたすら索きました。
そして、最後の登り、すずらんの坂を登って、針テラスを通過し、西名阪道の下をくぐって見覚えのある風景へ。
着いた!!
そこはよく知ってる、天理ダムTTのゴール地点でした。
二人は安堵の表情を浮かべ、おやじ転車は、
「帰って来たぞ!!!!」(全然帰って来てない)
と叫びました。
そして、天理ダムを下り麓のファミマへ。
安心の補給。
そこで、おやじ転車は気づきます。
「そうか、家までまだ50kmくらいあるんかw」
一気に疲れがどーん。
それでも、最後の力を振り絞って出発。
横風に煽られながらも、知ってる風景ばかりだったので、最後まで頑張れました。
リビエール到着。
時刻は16時30分。
全てが予定通り。
何が予定通りかさっぱり分からんけど、おやじ転車とぴょん吉はそう言いながら、お互い笑みを浮かべました。
ぴょん吉が言いました。
「今日のライド、めっちゃ楽しかったです。初めて二人で大台ケ原行った時の事を思い出しました。」
おやじ転車は、とても嬉しい気持ちになりました。
俺の方こそありがとう。
ほんま面白かったな、ぴょん吉。
また行こうな。
こんなライド、ほんま好きです。
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名張へ行く事が決まり、出発する二人。
ちなみに、小休止したファミマは奈良の富雄の近くでした。
奈良市内に入り、鹿を横目で見ながら奈良公園を通り抜け、
「鹿とかいてると、なんかもうココが目的地って思ってまうよな」
「普通のライドは、きっとそんな感じですよね。観光地ですし」
そんな会話しながら、名張へと続く県道80へ。
そして、その麓のセブンでトイレ休憩。
ぴょん「確か、この県道80からずーっと登り基調で、名張まで行く感じになってた気がします。ちなみに、信号もほとんど無いし、コンビニとかも全然なかったと思いますわ」
お「そうなんや。ずーっと登り基調って事は、セグメントとかあるん?」
ぴょん「おやじさん、セグメント見たら上げたくなくても絶対上げるから見るのやめときましょw 先は長いからヤバイですってw」
そうか?と言いながら、ストラバ開けるおやじ転車。
そして、ぴょんも「えーっと、あ、ありますわセグメント」
調べてるw
発見したセグメントの10位までのランクは、アマチュアトップのクライマーやロードレーサーの方、プロの日本人と外国人方々で埋め尽くされてました。
二人は「ヤバw 凄すぎる10人やんw」
興奮しまくりw
そんな状態でスタート。
先の安堂ルートや、よく分からん激坂で既に脚はジンジンしてるけど、結局17分くらい上げ続け、しかも最後は全開スプリントでピークへ。
車輪半分くらいだけ負けたった。
そのセグメントを皮切りに、あらゆる坂で勝負、平坦区間でも会話は一切なく、そしてスピードも緩める事なく黙々と淡々と。
「何でやねんw」と言う疑問だけを持ち続け、それでも負けは許されないサイクリング名張。
安堂ルートを登ってしまった自分が恨めしい。
そして、どこ走ってるか全く分からないまま、ひたすら踏み続けてると、
ぴょん「おやじさん、あそこのファミマに入りましょう」
ファミマにピットイン。
もうマジで限界近い。
そして、おやじ転車はぴょんに問います。
「で、ここどこw」
「名張ですw」
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ほんまや、名張て書いたあるw
ぴょん「ここから帰路に入りますw」
名張感ゼロの状態で、帰路の相談に入ります。
ぴょん「帰りどしましょうか?時間余裕ですね」
お「ほんまや、まだ11時やんw こっからあと何キロくらいやろ?今、95kmやから100kmちょい?」
て、まだ100kmもあんのか、、。
自分で言いつつも、脚がジンジンしてると100kmがめちゃめちゃ長く感じるw
ぴょん「まぁでも、知りませんけど15時には全然帰れますよ。どのルートで帰りましょうか?」
ほんま奴は適当w
帰路のルートは複数あって、来た道戻る、山添村?を通って帰る、曽爾高原通って帰る、etc、、。
お「それぞれセグメントってどうなんやろ?」
ぴょん「いや、だからそれやめしょうwマジで帰りはヤバいですよw」
とか言いながら、セグメントを開く二人。
ありますあります!とか、ここって有名なセグメントかな?!
と、予想通りな会話w
結果、曽爾高原方面で帰る事に。
このルートには、一つだけ「栂坂峠」と言う名の峠がありましたが、脚なくてもそれくらいやったら時間は大丈夫やろと、補給食を仕入れ出発。
ところが、帰路は終始強烈な向かい風&横風。
全く進まんw
ぴょんもさすがに辛そう。
二人から出てくる言葉は「これヤバい」のみ。
そんな状態で栂坂峠へ。
完全に戦闘意欲を失った二人は、絶対に勝負はしないと言う、知り合って初めての紳士協定を締結。
二人とも栂坂峠を超遅いスピードで完全横並び。
ピークもお互いを意識して全く同着でゴール。
紳士協定は完全に守られました。
こんなん初めてw
そして、有名なよもぎの回転焼き屋さんへ。
ラーメンあったから、二人とも真っ先にラーメンを。
このお店がなかったら、いろんな意味でヤバかった。
もちろん回転焼きも。
生き返りました。
お「あとどんくらいあるんやろう?」
不安げにおやじ転車は言います。
ぴょん「どうなんでしょう?地図の見た目感覚でいくとリビエールまで70kmか80kmくらいですかね、分かんないですけど」
分からん距離に、まだそんなあるんかwと不安を覚えるおやじ転車。
お「そんなもんかー。時間、ちょっと、いやかなり遅れそうやなw」
ぴょん「行けるんちゃいます?」
お「行けるかなw」
適当な会話で話を完結し出発。
とりあえず、何も分からんけど天理ダムを目指します。
ここから、おやじ転車は力が多少戻ったので男の一本索き。
「大台ケ原を思い出すな」
とか思いながら、青蓮寺ダムからそれに続く川沿いの道をひたすら索きました。
そして、最後の登り、すずらんの坂を登って、針テラスを通過し、西名阪道の下をくぐって見覚えのある風景へ。
着いた!!
そこはよく知ってる、天理ダムTTのゴール地点でした。
二人は安堵の表情を浮かべ、おやじ転車は、
「帰って来たぞ!!!!」(全然帰って来てない)
と叫びました。
そして、天理ダムを下り麓のファミマへ。
安心の補給。
そこで、おやじ転車は気づきます。
「そうか、家までまだ50kmくらいあるんかw」
一気に疲れがどーん。
それでも、最後の力を振り絞って出発。
横風に煽られながらも、知ってる風景ばかりだったので、最後まで頑張れました。
リビエール到着。
時刻は16時30分。
全てが予定通り。
何が予定通りかさっぱり分からんけど、おやじ転車とぴょん吉はそう言いながら、お互い笑みを浮かべました。
ぴょん吉が言いました。
「今日のライド、めっちゃ楽しかったです。初めて二人で大台ケ原行った時の事を思い出しました。」
おやじ転車は、とても嬉しい気持ちになりました。
俺の方こそありがとう。
ほんま面白かったな、ぴょん吉。
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